なないろな日々
指が動かなくなる冷たい冬の山 山頂のぽかぽか太陽を求め「あったかーい!」とあたりにいった 春先のやわらかい海の砂 ゴロゴロと砂のおふとんに寝転んだ 何気ない なないろの日々が 子どもたちの心と身体にしみこんで たくさんの表情を見せてくれた 嬉しいこと悔しいこと...
十人十色の、がけのぼり
山道の途中に現れた斜面 通称「がけ」 そこでどうすごすかは、子どもたち一人一人が決める ・・・・・ おもしろそう!と飛びついていく子 早々に階段道から上がり「がんばれ〜!」と、なかまに声援をおくる子 登れるかなぁ、どうかなぁ、と迷いながら足をかけ、ズルズルと滑り、やーめた!...
ありがとう!なないろ
3月某日・曇りのち晴天 大きいクラス・たけのこ組 9名 みんな揃って元気に卒会となりました。 泣いて、笑って、ケンカして そしてまた、仲直り 一瞬たりとも同じ表情はない 毎日変わる子どもの世界 いつまでどこまでも、続いていく そして、確実に大きくなっている ...
大雨上がり
階段を上がると、そこは…川だった。 「わー!」「なんだー!」「かわになってるよー!」 子どもたちの声ははずみ、心はおどりたかぶる。 ジャブジャブ歩くと、グニョグニョ、ギュッギュッ。 「おとがする。」 水の入った長靴が、ふしぎな音をたてだした。 ...
春先の大雨のあと
山から流れる雨水を 指先にとって飲んでみる。 ニコリ、としながらもう一口。 カエルの卵をすくってみる。 静かに見つめて、隣の子に そっと手渡した。 受け取った子も息をひそめて 手の中をのぞく。 大地を満たすたっぷりのお水や 生きものたちとふれあって、...
雨の日
山の入り口をちょっと入ると、 いろんな植物が迎えてくれる。 昨夜の雨と強風で落ちたのだろう、 花のつぼみや木の実、 閉じた松ぼっくりを拾っては見せ合う。 そして、春の陽気であちこちから現れた、 「猫ちゃんのしっぽ」と、 子どもたちが呼んでいるシダの新芽。...
春の訪れ
ひかりが明るくなってきた2月後半。 子ども達は、季節の動きを敏感にキャッチする。 山のすみには 蕗の薹 海に出れば ワカメ探し 池の中にはおたまじゃくし 自然にとけこむ子どもたち。 春の訪れとともに、なないろも芽吹いています。
雪の日
4年ぶりの大雪。こんなチャンス遊ばない手はない。 雪かきしたり、川に雪を落としたり、雪の落とし穴に入ってみたり、足跡をつけたり、ふかふかの雪をほおばったり。 こどもの遊びはどんどん広がる。 こどもの世界はおもしろいな。 時間なんて気にならない。
岩のぼり
岩を登って山道へ。 先に登った子に、どう登るか聞いている。 根っこを指さし、「ここを、つかむの。」 手を伸ばしたり、棒を伸ばしたり。 リュックをまず、先に登った子に預けたり。 せっかく登ったと思ったら、押してあげると、 横からもいちど下りてきたり。 ...
もみじ
紅葉の遅い鎌倉。 今日は、ひと山歩かないと辿り着けない隠れた紅葉名所へ出発!! 山の入り口では大好きな川遊びが始まる。 開始早々に靴が濡れても、全然ヘッチャラ気にならない。 冷たさよりも楽しさ勝るのだ! ひとしきり遊んだあと、 ...